《one point》環境の生態/歴史学的すがた .....人類史においてなにが本当に重要なのか。WMは、歴史家がとり組むべき課題を「人間の意図(purposes)と過程(processes)との関係」であると説く。当然「欧米人以外の」あらゆる社会が歴史研究の対象にあたいするが、知識で得られるものが多すぎる網羅内容であってはいけない。かれは改めて「過去を理解するためになにを除外すべきだろうか」と問いかける。かず多くの知見のなか、多様な人間社会の集まりが交流することで着想/もの/伝染病/農作物/技術などが循環する点に、かれは着目する。そしてWMは「人間社会におけるできごとは生物圏全体に影響するできごとのなかに埋め込まれている」という確信に至るのである。


