「騎馬遊牧民渡来説」

2023年09月02日

歴史をかじっている、また社会科教育に関わったひとなら有名な、うえの論点と江上波夫氏(物故されている)。…若年層なら知識のそとかも知れぬ。

へやの「中公新書の塔」がなぜか唐突におとも無くなだれ倒れ、もとに戻しながら日課的 3冊めということで著書を読みはじめる。

まず、教科書裁判の一件から勘ちがいしていたのが、東アジア史で考古に強いかただったこと。書籍前半は蒙古系遊牧民概論として(50年以上まえのものながら)素敵です。また、いまのとこ「満洲北鮮故地の勢力が大和朝廷をぶち建てた」という論旨のなりゆきも順調。

これと別に、おや世代の高校日本史教科書をひとりで書きあげている(そして出版社がそれを許した)点も魅力的。裁判の詳細は忘れたが、(多分)おかみに噛みついているところも上等まっ当(笑

文化人類学的に、いろいろ考えを深めたい内容。

《附記 》うえ、日本史教科書(裁判)のかたは家永三郎氏でした。ごっちゃに「混線」してしまい申し訳なし。記憶力加齢、 3時間後にみづから気づきなおしたのでご寛恕を(笑

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