《日常のこと》to the autumn equinox
(30 june '23)通信障害
ネットに繋がらず、いつのまにか盛夏はだざわりの新トピックです。水槽。活きのいいしじみを 3匹投入。「非海水」をのり越え 1匹だけ石貝と暮らしています。みず出し珈琲。熱ストレスないため、優しい味わい。覚醒作用は弱い? 読書。へやのすみで股下ほどに積みあがっている(×2)中公新書を進行中。新たな経験。旧い知人の危険地帯は手早く脱走、真剣勝負の観戦はおもしろかった。涼しさに 揺られし昆布も よろこんぶ
(15 july '23)季節のめぐみ
暑い。汗かきなので、拭かねばなので。近代的利器の冷房がないんで。祖父の法要が実家であり、貰ってきた庭花が偶然やくにたち(笑 わたしは仏教徒でないので、絶対合掌はせず。(信仰心はあるはずだが)知人に届けものをしたら、畑でできたニンニクをあまた頂く。ニンニクは何語源でしょうか? 漢字とは一致しないすな。新鮮で仕込みやすく、美味しいです。感謝。オレガノも開花してきたので、終わらぬよう幾つかを摘む。金魚もいじきたない方がいて、石貝も「寝相わるい」方がいる(笑 中公新書の読了「塔くずし」。 3冊めはちょっと期待はずれ。最近のことばを 3つ。ひとから、自身の反省から。
・人生は予想外の連続
・箸のあげさげまで口出し(micro management)
・なにをするかの、言の葉は「糞」。なにをしたかの、事の実こそ「味噌」。

(29 july '23)本なる媒体
ちかくの本/音盤/貸し映画盤屋がなくなってどれほどか。ちょっとした散歩がてらに重宝でした。甥の知育用に雑誌を買ってもいたな。大通販時代なので、致しかたないのだが。つらっと思えば、書籍はまあ高級な物品でもある。読んでない3000冊が空間を占拠するみずからを顧みれば、電子データは「軽量」でもある。辞書をはこからとり出すと、ときおりだにが載っています。汚したくないので、紙上から丁寧にとって潰す。いまは馬鹿みたいにスマホ検索するやからが多いので、「安易にしない」技術的水準維持の点からも、本しらべを大切にしたいです。しかし、こうしたことばへの嫌悪感も増してきているので、「歴史を喋る」当番組に返すかたなが向かってくる(笑
(01 august '23)林歩道
ことし初めて、てくてく歩いてきました。霧雨模様だったのでそんなに感じなかったが、木蔭かつしっとりしているので、盛夏の林外より涼しいところ。「半自然」なのでぶんぶん害虫もそれほどで、酸素かマイナスイオンか判らぬが癒しも大きい。これも初のからすあげはに遭いました。たましいの穢れを落とす小朝。戻ると、市議どのと役所部長どのが手ずから、なにやら側溝検分していた(笑
(05 august '23)盛夏を穿つひととき
強いあまあしだが、暑湿気もふき飛ばしてくれ快適。くそ暑い夏に、陽刺しを受けてたってくれる厚い雲や、熱を散らしてくれる風は貴重。太陽とは敵対関係(笑 ヴェランダ菜園用の新鮮な水もたまりました。神社祭に伴う露店が並んでいるよう。わたしがこどものときに比べて、規模はまったく小さいのでさみしい感じがする。それでも感染症自粛時代の鬱屈を晴らすのか、雑踏にぎわっていたらしい。姪っこもがまぐち片手に楽しんでいるのかな?
(13 august '23)「情けはおのれのためなり」
宴会みやげに洋菓子を持参、理論?実践で給付金を入手!(笑 若いにーちゃんが連呼する「やば!」「えぐ!」をはたで聞いて、不機嫌になっている自分にきづく。これ「最近の若造は」症候群であると自戒(笑 ここのところ、自身の「米食率」が月いち超過している点、驚く。おにぎり(宴会)/寿司(法要)/カレーライス(行事)。…ずっと食べていない萩の餅、懐かしい。むかし、あさはご飯/刺し身と山わさび/味噌しるを食べていた。ま、いまは汁に「しょうが塩麹」を混ぜてるけど。古風?なひとは、さけ(日本酒)を飲みながら白飯を食べないという。肴(つまみ)を当てながら、さけを終えてめしをくちにする。石毛さんによれば、それは飯と酒が米として等価だからだそう。どぶろくだとなお想像しやすいでしょうね。確かに穀物から作る醸造酒は、栄養価が高い。だからビアは立派な腹を育ててくれる(笑
(16 august '23)乾酪
牧畜民の書籍を読んでいて、やたらと乳製品(づくり)の話題がでてきたので、矢も楯もたまらずみづからチーズ生産(笑 この酷暑で腐るかなと心配するが、かぜに当たれば「保存食品」としての本領を発揮。北海道は西欧気候に似る点を証明してくれた(笑 牛乳パック 1本で 500g くらいできるから、商品かうより安価にあがります。夜の赤ワインのともに(笑 あじわいは「これぞ手づりり!」な極淡泊な(多分、しお気は水分と一緒に抜ける)ので、塩胡椒したオリヴ油に絡める。「脂乳」「酸乳」「凝乳」(クリーム/ヨーグルト/チーズ)は現代科学での遡及的用語設定かな。昔日のいいかたをもってくれば、酥/酪/醍醐なんかが乳製品。再録の文章、第 6に、受験産業に群がるやつらの「めしのたね」。(自身もまっしろとは言えない)笑

(08 september '23)焼きたてパン
親友実家から来たトマトが育ち、いくつか結実。食べると皮が厚く、「巨峰」の様にうまくそれだけぺっと出来る。となりまち名産のトマトジュースも、健康のため日々ちょっと飲む。ベーカリーいしだの「士別春よ恋小麦の食パン」とても美味! ¥280-と買い得。一気に食べちまった。フードロス抵抗運動(超乾燥のふるいパンばっか食す)で「焼き立て」な酵母の香りから遠ざかっていた点を、若い女子に「もったいない!」「気合いがはいってる!」と言われました(笑 後者は初めてで、自覚もなかったすな。こえも小さく、熱量にも乏しいジンカンなので「気合い」壮年と意識したことはないが、「ぶれずに、続けて、徹底してやっている」ことがそうなら、静かでも気合いはいっていると表現しうるのかも。ま、ラヂヲ放送も該当すっか。無関係ながら、隣りまちのケーキ(笑 食いものの話題ばかり。

(11 september '23)ここちよい音声
隣家で赤子が泣いています(笑 不快を訴えているのだろうけど、無関係なので微笑ましい。あかごのころは、どんなやつでも可愛らしいもの。林歩道で、しっぽの豊かなりすを見る。枯れくさを掘ったり、どんぐりを齧ったり。迷っての散歩だったので、出向いて正解。今週はいいことがあるやも(笑 北方謙三「チンギス紀」が完結。市立図書館、ありやとやんした。ちょっと生活の楽しみが減じる。いつかは加筆修正された文庫がいで始めるので、それが待ち遠しい。「大水滸」シリーズの続編でもあったんで、新たな主役で物語られることを期待! チンギスの登場人物は、すがすがしく恰好よく、(「大水滸」に比し)悪党が少なかったかな。まあ、悪いやつは現実だけで沢山か(笑