《日常のこと》to the winter solstice

2023年12月21日

(23 september '23)ワインを語るな、飲め。

山下範久氏の『教養としてのワインの世界史』を読了しました。「歴史社会学」を標榜されており、人類学ならぬ側面射撃なところは得るものあり。  ただ。…全般、資本主義経済(グローバル化)の「体制翼賛」くさいところが嫌ですね。誤解を恐れず例えれば、自然派ワインづくりなど胡散くさい的な論調。概念あそびで終わっとるような章もあり。細かく、おもしろいところもあったが。ウォーラーステイン晩年のじか弟子なんだろ? おい。と思わず呟きたくなる。  いろいろとメモをとったら、さっさと売ろう(笑

(08 october '23)季節のめぐみ水界

石貝が死んでしまう。ばたばたしてて、空気循環機をいれ忘れてしまったゆえの酸欠だと思われる。貝は「もーだめや」って感じでかぱあと開いたら、生命活動を終えた証左です。  この春に始めたというさかなや?で、鉄魚と泥鰌とゴンタ的なやつ、頑丈そうな水草とともに購入。食い意地のはった金魚 2匹に虐められぬことを願いつつ、水槽にいれた途端、泥鰌はわたわた徘徊ししじみをぶっ飛ばし、鉄魚は小柄ながら落ち着きなくちゃかちゃか泳ぎ回る。一気に騒然としてきた水界。糖尿?飽食で食わなくなった金魚のかわりに飯かすを食べるだろう。  貝も今回のも、基本「掃除屋」機能を期待しての選抜です。  しかし、酸素不足は確実懸念。水草も夜を考えると両刃のつるぎ。

(14 october '23)なんとか「歯が立つ」

しろワイン、まさしく「葡萄酒」と言うにふさわしい果実味。わたしはあかスタンダードなので、味わいはマスカットジュース。  単純なことに喜ぶ女子高生の単純さ? をほほえましく思う。  もらったあさがお、長らく楽しめました。はるの花の印象が強かったんで、なつにもあきにも等しく咲いていたのは驚き。ぼっこが短かったため、つるがこんぐらがっていた(笑  放映にて、語彙的あたまの悪さを笑います。「転居を借りて」「紆余転変」「ショウアイ」…  てづくりパン、初回はいつものバゲット調に仕上がる。…はらには溜まります(笑

(21 october '23)朝読書 5冊め

中公新書 5冊め。ほんすじ(世界史もの)は「寝てしまう」ので避ける(笑  はてさて、読めますか?「奠都」。むかしのかた(特に中国史関連)の文章は衒学的語彙を学べます(笑 「擱筆」は、まだ簡単。  「中華の古代史」の朗読、十藪をまた「ジュッソウ」とま違えて言ってしまいました。なかなか地金にならん。  年代ものの無印保温水筒、あまりに高性能すぎて持つたなごころまでほんわか温かくなる(笑

(05 november '23)『達人伝』

放送でもなんどか言及していた漫画、巷説うちきりとなった模様。  中華の戦国期を「反秦」のたちばで描き、時季の楽しみだったのでとても残念。感情移入してきたなかまがあっさり死んでしまうのも、戦争の残酷さを活写していた。(私的には戦闘情景が多すぎないほうが良かったが:ただし「動」描写は抜群の恰好よさ)  時代が、四六時中スマホをいじっている阿呆どもに移行しているからか、漫画雑誌の連載うちきりが多い気がします。「絵が綺麗な歴史もの」…買ってたやつで 3つは数巻で「強制終了」。『達人伝』なんか30数巻つづいたのに、敢えていまごろ「強制終了」。出版社を責めてもしゃーないが、なんとも不愉快なよのなかの一端。

(11 november '23)水槽のなかでも

雪虫を除ける傘(笑  ことしは想定してた堆肥づくりを未達成にしました。その代わり、いろいろ新たな小活動にてを出せましたね。パンづくりは数年来の。水界看取も。読書と勉強もいつもより。  インダス文明について激論をぶっているかた、痛快なことに江上波夫氏のお弟子さんでした(笑 師と逆に、民族「非」渡来説なのも愉しい。としもとしなので、時間を無駄にせぬ様しまう領野は締めていこうと感じる。  食い意地のはってる方の金魚、おおぶりな水草もちょこちょこ食べる。酸素供給を叩き、一緒に過ごしている「二枚貝が弱る」ことに気づかない。自身は水面でぱくぱく吸えるので。やつを見ていると、なんとも「ほかの生きもの」に対する「万物の霊長(と勘ちがう)」とシンクロします。

(02 december '23)勿論、育てている仏蘭西人もいるだろう。

寒さが一段ふかまっている。  室内のはち、柑橘類がよく落葉する。暖房のため、土中水分の蒸発が早いため。     実家からもらった「森のコーヒー」(フェアトレード品らしい)、焙煎が浅いので酸味が強く、昭平堂のフレンチを混ぜていれています。人文的に、マンデリンなど基本産地で名称だてられているなか、「フレンチ」は深く煎る「かたの呼び」で言われている(「ブレンド」も非産地名)。フランスで珈琲まめは育たん。理科的に、お好きなかたは是非にも直前に「まめを挽いて」お飲みを。表面積が小さい分、酸化が抑えられていてすんなりした風味を楽しめる。  西アジアにおけるユダヤ人の暴虐(弱いパレスティナ人いじめ)がはらだたしい。

(08 december '23)講談社現代新書

おいっこに図書カードをやるが、さっと使えないまちの環境なのが微妙。確かに、森林資源のつかい過ぎ、紙材用途の取捨選択をすすめるべきとも感じるが。  中学生のころ、百貨店内書店で買った講談社の新書。推理ものが好きだったためシャーロック・ホームズ関連の 2冊が初めの方だったはず。 1つは文学/地理学に歴史が加味的なもので、も 1つがなんと論理学(笑  わからんところも当然多々だったが、それなり(知的な高校生、低級大学生)難度の文献に脳を晒したって点がよい経験だったとつくづく思います。  高校期、学校図書館でローマ帝国詳論のを借りて読んだが、全然たのしさが判らなかった(笑  まだ世界史力が足りてなかった証左す。  講談社のではないが、『バカの壁』あたりから味噌ならぬくそ新書が隆盛。(附言すれば養老さんは好きで、ほかの本格的文章が良いということ)  とっつきにくい岩波/中公のやつでなくてもいいけど。  しかし、書籍自体も高価になった。マンガすらワンコインでは買えません。

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