《日常のこと》to the winter solstice
(16 october '24)時間が欲しい
かつて、道都でよい状態のルーマニア語入門中古書をてに入れ嬉々としていたら、親友のかの女(いまのよめ)から「それをどーするの?」と言われ、内心「なにを言ってんだこいつは?」と思ったことがあります。…しかし、それから20年弱たち、変わらず「積んドク」状態なのをみると、なかなかまとを射ていたなと反省する(笑 恩師からも「語学は中途半端になりやすい」と注意されていたな。英語は「復興」できたが、(語彙/聴取力の不足で)喋りの方はいまいち。磨きたいところだが、記憶力も落ちていて易くありやせん。言いわけではないが、ドイツ語もこつこつ勉強しました。多動なので、まさしく半端。 また、むかしとある(テニスをしていた)おばさんから「歴史なんて意味ないでしょう。過去過去!」と言われ、同様に「なにを言ってんだこいつは?」だったが、文化人類学に触れ、さらに謙信がかわやで倒れ、のぶながも本能寺で果てた年齢に近づいてくると、実証拘泥の学術些事なんぞ確かにくだらないとも思えてきました。 からだもくたっとしてるし、閑居しても悪事を為さんから時間が欲しい。
(13 october '24)食うのが愉しみ
毎晩、葡萄酒(あか)を飲みつつの晩めしなのだが、「肉っぽい」できあい総菜のあじが「ワインを弾く」ことあり微妙です。弾くってことは、さかな系成分が混じっている証左。酔いが回るとどーでも良くなるが、しろにしておけば…とも感じるフェイク商品。 自分で調理していたら、自然と添加物の入る余地がなくなって、それに慣れていると「混入」食材に「舌」が違和感をおぼえます。むかしは好きでなかった「もち」。搗きたてのを頂いてから、その時季においしく食すようになったけど、市販廉価の「ゴムのように伸びるもち」が気色わるくなりました。小生、別にブルジョワでも自然食品狂信者でもあらねど、「まともなものはそれなりの値段になる」ことは確かでしょう。やすもの買いの毒摂取(肝臓癌)。食べることが楽しみのひとつなのでなおさら感じます。 こちらの製品も「変なもの」入ってないので、よければ(笑 スオミで「灯台」の意、とのこと。
(19 october '24)「界王の惑星」
『ドラゴンボール』という漫画に、うえなるところが出てきます。界王とゴリラ?がいて、小さないえやロードスターしかない「断捨離」な生活空間(笑 いま、こつこつ綴っている「まな辞典(備忘)」の佇まいが、これに似とるかな、と。電信網への接続料金は置くとして、漢和辞典(¥3200-)分しか費用が掛かっていない、なかなかのひま潰し。いな、しごと上のちょっとした蓄積は土台になっている。ふむ。いな、泉下の文学者さんの諸著作にかねがかかっとるだろう。ふむ。いなや! 高等教育に要した膨大な出費を顧みるべし! ふむ。…大学は国立だったのと、実家の諸事情こみこみで年間64万円の授業料(かける4年分)を努力してただにしたので、「ほかのかた」ほどは出血させていないはず。授業=単位も「量より質」で取っていたので、いまにも(あたまに)活きているのが幸甚か。 と、まあ。地味だが、パチンコのようにかねのかからん「界王的」余暇です。

(20 october '24)綺麗なつき
女子学生が揃って携帯端末をかざしているのを訝しく感じたところ、なるほど(笑 まったき違う話題だが、かかりつけの医院が2つあり、双方で真に逆のポスターが貼ってあるのが(政治的たち位置みたいなもんを思わせて)おもしろい。「マイナンバーカードでの受診が便利です!」「健康保険証はひきつづき使用可能です」 …あべも阿保だったが河野太郎もろくでなし(笑
(26 october
'24)勿体ない。
「みみっちいおとこはもてないよ!」と、同級のかたが名言をくちにされていたが、わたしはこれを実践していない不逞のやらです(笑 故マーザイさんの mottainai ではないが、「もの(特に食いもん)を安易に捨てるのは愚か」信条なので、なにかと取ってある。…缺点として(客観的?)「ごみ」が空間を占めてゆく(笑 いやいや、ブリキバケツの持ちてのプラスチックが経年劣化で砕けたのを、補修してくれたパンツとマスクの切れはしが素晴らしい。大量に出てくるものや自身では活かしきれないもの、これらを2週かけて届けました。無益な、時間を使うことであるが、わたしのなかでは立派な経済活動(笑 訪問さきで「使えないじゃなく、必ずなにかに使う」と断言する女性、思わずにかっとしてしまいました。知恵と技術があれば、いかにも資源となるもんだ。 終いに、まったく関係ないが、最近鬱陶しく感じたもの。ひと押ししただけで全開までいってしまう自動車のまど。国営テレヴ放送のゆうがたニュースで冒頭にのたまわれる「お帰りなさい」。
(02 november '24)普段は葡萄酒であるが
柑橘系のはっぱは果実みたいな爽やかな香りを持っとるので、溜まった落葉をルシア焼酎に(笑 むかし、港市のバーマスターが「モスコ」したざけにしょうがを漬けていたのと、似ているね。

(09 november
'24) うまくいった。
よるめし、葡萄酒あか用にともかくできていれば良いのだが、びたっと嵌って旨いものがしあがったときも嬉しいものです。最近では「たらとジャガいも」が決まりました! 取り合わせは fish and chips in england でおなじみの黄金律。ここでは美味云々より、「ほったらかし」調理の合理性が良かったと。パンに、切りみを敷き、そのうえに鶏脂を載せ、さらに全体にスライサーでいもを覆ってゆく。で、ふたをして「蒸し焼き」放置。 いままでせずに惜しいことしていた(のに気づいた)のは、パン(こっち食う方)を軽く温めたら尋常ならざるおいしさってこと。「えーい、面倒…しゃらくせい」だったが、やってみると10倍は旨い。勿論トーストでも旨いが、かりっとさせぬふっくら温かいのも美味。驚きやした。ふゆに入るし、オーヴンを活用させていこうと感じましたね。 《附記》レモンの「あかちゃん」も穏やか爽やかな香りを添えてくれ、美味。(沢山ぷちぷち生るので、まびきで摘む)
(17 november '24) どしゃ降りです
早朝は「ぱら、ぱら」だったのが、打つようなおおあめ。自転車が使えないので、郵便局にブツを取りにゆくのもくるまです。あさ、歩っているんで、ひなかはそこまで。 かわの水流もやや激しく、しろうと考えで発電に使えないものかと思う。傾斜のあるところで、はぐるまが回らぬもんか。市内のとある邸宅?に風力のそれが一基あり、強いときにはぶんぶん唸りをあげて回っています。とりなんか瞬殺されてしまう、若干恐怖の回転。常識的には「設置費用のもとをとるまでうん十年もかかる」ということになろーが、「ただで」起きとる自然現象を活かせぬもんかと mottainaist (一名貧乏性)のわたしは感じてしまう。 来春に買おうかとおもっているもの「キエーロ」(笑 …「たけくずの堆肥づくり」も良かったが、ちと高く、ちと世話が要った数年まえ。
(24 november '24) ちょい高級品
宮城谷昌光氏の『三国志』がおもしろかった…との御意見。親友の最初のよめも言っていたような。…女性に人気あるのだろうか(笑 …放送でもやった時代だが、わたしは「しっかり小説で」読んだのは案外すくなく、小学校時の吉川英治のもの以外は北方謙三さんのです。後者、さらっと文体で(うら主題で天皇制是非なんかあったそうだが)三国志特有の重厚感が無かった。ただ、曹操と劉備の死にかた(病気の描写)が素敵?というか、ドラマなんかは「えになりやすい」押しなべて吐血喀血のところ、現実感ありました。 「coten radio」が愉しい!…との御紹介。大事件のうら事情など語られているようです。御興味あるかたは是非。 ぱっと見て、やっとることは似てるが、はでさは対極か(笑 「めがね外し(metacognition)」はもともとそうなんでともかく、ちょっと人文学の理解を缺いている感じも…。 一番にならず、副将の性格…との人物評。実力とまじめさは「こめ五郎佐」(丹羽長秀)でした(笑
(29 november '24) 軽く鍛錬に
除雪まえの、未踏のゆきみちを歩く。ふぶくと酷い。振り返ると、自身のあしあとのみ見える。前文、比喩でないのが素敵ですね。「振り返る」「足跡」…自然あいての闘いでは虚辞にならないすがすがしさ(笑 行を修めた感じで良かったです。
(15 december'24) 年末です。
もうすぐ2024年も終いです。変わらず、いろいろ見えてくるものあり(としのためよく忘れ:笑)、良いひととしだったと思いやす。2025、新世紀から四半世紀を迎える…。光陰なんちゃら。 室内のはち植えオリーヴのき、時節がらぱらぱら落葉する。そこは「勿体ない主義者」のわたし、調べてみるに毒ではなく、しかもからだに良いらしい! 乾かして飲用等に使います(笑 てくてく歩くのは大切です。弐本あしこそ「資本」。…しかし、昨季やらかさなかった路面転倒を、もはや(笑 ここんとこ、まじめ?な垂れ流しばかりだったので、オリーヴばなしなんぞしました。リンクしてる、カカオ生産(公正交易)田口さんの文があったので、良ければ御覧ください。駄洒落、ゴラン高原、アサド政権倒壊。