《日常のこと》to the spring equinox
(31 december '24)「信仰的行為」
ひび、結露を拭いてから一日が始まります。室内のみず循環を想える。 いいよ屹立し、余白をなくしてきた新聞の積み重なりを解体(切り抜き作業)するが…、半日で一箇月分を処理するのがてえ一杯である。切れば、よっつ(優先処理/デカいの/大きいの/小さいの)に分けてゆく。いま現在、勿論あさひの「五輪開催の是非」関連(笑 愚昧宰相もまだ撃たれていない。 自分の行動方針、「ものを無駄にしない」に貫かれていやす。かつて「落ちている一円硬貨に遭遇し(拾うか否かにつきあたっ)た時点で自動損失」論があったが、ジンカンの営為すべてを数値化しうるかの是非はさておき、わたしは効率化を気にしつつも(一般のかたがたの立ちばでは)意味ないことを沢山していますな(笑 ラヂヲでの語りを置くとしても(笑 「ごみとしない」実践で、共感者数名に「価値を与えうる」ことだけでも金銭的価値を無視してやる甲斐はござんす。そこら辺は、性格的に連帯運動になじまぬ自身ゆえの「現代(資本主義)社会」に対する孤軍抵抗でもある。「抵抗」のなにあたいしない、微々たるもんだが。…なので、時間を捻出すべく労働搾取には過敏に戦います。 関連して、無駄で意味ない「信仰的行為」もときおりやっている。といっても、無神論者(笑 経済/合理価値ないおこないは「宗教」でしょ。しかしく、それが自分たらしめる点では、まさしく不可缺。 今世紀も四半世紀。みなさんへ、銀雪寒候、迎節讃芳。
(11 january '25)テレヴドラマ
国営放送の「大河」、ことしはなんと「つたジュウ」なのですな。御存知ですか? 渋いところを突く(知名度ひくい)人物えらびで、高校教科書でもでてこないはず…。戦国時代に幕末維新、ときに源平でお茶にごし…などと揶揄されていた?「大河」にしてはよく冒険しています。先年の設定も、幾つかまえの北条義時も、攻めていてここち良い。 関連で、渋沢役していた吉沢亮を「世界一かっこいい!」と絶賛していた教えごを想いだした(笑 …横浜流星の方がイケメンだと思うが。以上、世界史学房らしからぬ喋りでした(笑 (附記)北野武監督/主演だという『首』って映画、おもしろそう。新聞広告で見る。ちなみに、三谷幸喜がおとしめる舞台風「みみっちい」会話劇映画は嫌いです。軍団司令の瀧川一益がかちで走って帰るか。
(14 january '25)本のことなんぞ
新聞摩天楼の解体(切り抜き)作業をしていると、出版広告がめにはいる。おもしろそうなのものを気に留めつつ。ミネルヴァ書房、気づかなかったが(よく載せてるってことは)結構かねあるのだな(笑 弱小(申しわけない)出版社は、全国紙にデカい広告だせないから。うえのとこ、歴史以外にも広範に専門書等だしています。 世界史、といえば山川出版社。むしろ高校教科書で強い、しにせでござんす。対して日本史なら「5字つながり?」で吉川弘文館がおおてです。人文系の基礎(教養)ではずせない「新書」もの、編集/出版傾向でひだりなら岩波書店、みぎなら中央公論新社ですな。さすが代表格、朱色/深緑のそっけない表紙に(勉学に慣れていないかたには確実な)良質睡眠薬となる「お堅い」文章、なかなかのもの。前者には、網野善彦さんも幾つか書かれている。恩師が、岩波とともに戦後学会を牽引したふたりの学者(故人:どちらもなまえが「お」で終わる)を批判していたのを想いだす(笑 後者では恩師も二冊、上梓されてます。飽くまで個人的感想だが…、歴史に関しては中公新書の方が「層が厚い」かなと。わたしとしては、中学生んとき西條二階で買い始めた講談社現代新書に愛着あり。…表紙や本文も親しみやすい(気がする)。 さてさて、広告に大きく載っとりました。以下…「万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。聖徳太子、北条時宗、織田信長、徳川慶喜、昭和天皇…を "一本の線" でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、小栗忠順など、重要な脇役にも焦点を当てる」。まったく、こーいう「美しいくに、ニッポン」が如き、歴史のなにあたいせぬフェイクニュース的小説(華語の本義)は、一切きにしない様にしませう(笑

(18 january '25)新聞摩天楼
けさは凍れました。「しば - れました」と読む訛言。まだ、凍てついています。はなみずが滴る。…ほんだなを封じているのが新聞摩天楼。約360階あり、おともなく倒壊するので要注意!(笑 みぎしたおくには、地味に「中公新書摩天楼」もある。
(15 february '25)リテイクシンチョー(仮)
いままで降雪がなかった分、想定どおり「ドカゆき」が来ました。橙色コンヴィニでやす売りしていた「節分かりんとう」が意外に美味。アイヌイアのしにせです。かりんとう、成分からは珈琲が合います。 雑務に追われ、更新等もごてですみません。時間を求む。…新聞きりぬきで見つけた、良いことば。「学問は最高の遊びである」(2010年ころの広島大学の標語) 放送、16年まえの小題「織田信長」。それの再録を、当欄(いつも NtE を流しているところ)で計画中です。ict に堪能な T氏 の御助言をもとに(笑 準備ととのえばお知らせしやす。

(23 february '25) 公正交易での購入
ひだり石鹸、みぎチョコラトルです。石鹸、アレッポ職人のてづくりってことで、ほうほうスィリア産か…と商標をみると「原産国トルコ」。…放送を除き、遠ざかっているから脳も錆びついとるかぁー、と自嘲したら。やはり都市アレッポはスィリア! 紛争でトルクに避難したかたの生産、てことでした。 大した応援にならぬが、虐げられているアラブ人やクルドゥ人にかげながらの想いを投じやす。くそとは不要でも、味噌との繋がり(良いえにし)は楽しいのでは。
(24 february '25) 世界史とわし
なるひと氏のおかげで、余裕のある下旬(笑 むかし、あるかたに「(ラジオで語るとは)世界史に熱い想いをもっているんだねえ」と言われました。冷え症なので「熱い想い」は特にないんだけど、まあ、こつこつタイプなんで続いているのかなと。放送が一時間だったら、ばてて終わってます(笑 「べしゃり」でないから、無理すじ。…高校時から、折角やってきたから「勿体ない」ってのもありやすね、続けたらなお長けてゆく、という。ラジオ局から報酬でてるわけでないんで、(聴かれやすく努力せねばならん)縛り無いのも案外おおきいだろうか。 放送でもたまに言っているけど、ほぼ「自分のため」です。能力/自己同一性の維持、締め切りあるから読書する。ただ、いままでみたいに気の向くまま読むんでなく、分析/領野対象で集中的にかた付けるのも必要ですな。脳がぼやけてくる前に(笑
(05 march '25) 親友実家にて
トランプがウクライナへの軍事支援を停止したという駆け引きの記事をよみ、むらむら想念を綴ろうとも思ったが、ひさかたぶりに堅くない内容を…と。 親友実家を訪ったときのこと。菓子類のほか、ちょっとしたこざらで(できたての)漬けものなどを頂く。しかし、わたしの生活文化に、この「お茶うけ」なるものが希薄で。紅茶/珈琲と菓子!という定型から、漬けもの等は弾かれる。しょっぱいもの/めしのおかず範疇に入れられるわけですな。…世上の茶うけ習慣は確固たるもので、祖父母らも(つまり幼少期のわしも)食事どきに一緒に緑茶のんでいた。ゆえ、これは自身で作りあげた「西欧様式」でござる(しょっぱい菓子をあまり食べないという性向も、て伝っている)。 おばさん(親友のはは)が大分まえに作った「薩摩いもホットケーキ」。良質フライパンの「なんでもできるレシピ」だったとしても、まずいものではなかったとしても、林檎デニッシュの理屈と同じだとしても、蒸かした薩摩いもの「中ぎり」をホットケーキの具的に埋め込んだこれには、(普段そーいう文句をいわんわしでも)こごとを垂れました(笑 「見てくれのどんくささはさて措き、両者のたし算になっていない」「漉したものを生地に練り込んで焼いたパンケーキなら理解できる」と言うと(親友おとうとも「のどが詰まる」と苦言)、おばさん笑って俯きつつ「こーやって食べるから美味しい」と抗弁。…なんでこの話題を出したかと言うと、形状はまったく非なれど、構成食材がほぼ同じ伝統菓子を発見したと。東海地方の名物の壱「おに饅頭」がそれ。「炭水化物爆弾」という感じではなく「見ため御上品」ではありやすが。…てことで、昔日の穏やかなる罵倒を反省したという話しでした。