ほんのことなんぞ

2025年01月14日

新聞摩天楼の解体(切り抜き)作業をしていると、出版広告がめにはいる。おもしろそうなのものを気に留めつつ。ミネルヴァ書房、気づかなかったが(よく載せてるってことは)結構かねあるのだな(笑  弱小(申しわけない)出版社は、全国紙にデカい広告だせないから。うえのとこ、歴史以外にも広範に専門書等だしています。

世界史、といえば山川出版社。むしろ高校教科書で強い、しにせでござんす。対して日本史なら「5字つながり?」で吉川弘文館がおおてです。人文系の基礎(教養)ではずせない「新書」もの、編集/出版傾向でひだりなら岩波書店、みぎなら中央公論新社ですな。さすが代表格、朱色/深緑のそっけない表紙に(勉学に慣れていないかたには確実な)良質睡眠薬となる「お堅い」文章、なかなかのもの。前者には、網野善彦さんも幾つか書かれている。恩師が、岩波とともに戦後学会を牽引したふたりの学者(故人:どちらもなまえが「お」で終わる)を批判していたのを想いだす(笑  後者では恩師も二冊、上梓されてます。飽くまで個人的感想だが…、歴史に関しては中公新書の方が「層が厚い」かなと。わたしとしては、中学生んとき西條二階で買い始めた講談社現代新書に愛着あり。…表紙や本文も親しみやすい(気がする)。

さてさて、広告に大きく載っとりました。以下…「万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。聖徳太子、北条時宗、織田信長、徳川慶喜、昭和天皇…を "一本の線" でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、小栗忠順など、重要な脇役にも焦点を当てる」。まったく、こーいう「美しいくに、ニッポン」が如き、歴史のなにあたいせぬフェイクニュース的小説(華語の本義)は、一切きにしない様にしませう(笑

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