世界史の輪郭(備忘)

《chap. I urbanisation and sprouts of core culture》
01. 中核文化の誕生
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(1)〈イラク〉の中核文化
…ティグリス/ユーフラテス両河の灌漑/排水設備:定期氾濫を利用した豊かな農産
2700bc シュメール人が多くの都市国家を建設 …ウル/ウルク/ラガシュなど
p. 周りを城壁に囲まれた都市、中心部には聖塔(ジッグラド)のそびえる神殿
q. 最高神官を兼ねた王が「神の名のもとに」神権政治を行う
r. 大規模な治水/灌漑、交易による必要資源の入手 …豊かな経済力(壮大な王墓/神殿/宮殿)
18c.bc 遊牧民アムル人がバビロニア王国(Babylonia)を樹立(王都:バビロン)
◦ハンムラビ s. 運河の大工事をおこない、治水/灌漑を進める
t. 法典の制定 …シュメール法をうけ継いで集大成
「目には目を」の復讐法の原則、身分により異なる刑罰
£ イラク文化 …実用分野がよく発達、理論面はあまり伸びない
u. 各都市の守護神を祭る多神教、宗教文学の成長(『ギルガメッシュ叙事詩』など)
v. くさびがた文字を粘土板に記して使用(文字革命)
w. 農作業の時期を正しく知る必要性 …天文/暦法/占星術の発達、60進法による時空間の観念
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(2)〈エジプト〉の中核文化
…ナイル河増水による肥沃泥土:「賜りもの」と言われる極めて豊穣な生産力
3000bc 多数の村落(セペト)が纏まりエジプト王国(Egypt)が形成される
◦古王国時代 x. 王(ファラオ)がかみの化身として君臨と土地/人民を支配(神権政治)
y. 王都:メンフィス …ナイル西岸の砂漠に巨大王墓(ピラミッド)を造営
17c.bc 〈スィリア〉から遊牧民ヒクソスが侵入し、三角洲地帯を中心に支配 …うまと戦闘馬車が伝わる
16c.bc ◦新王国時代 …エジプトを再統一(王都:テーベ)
14c.bc ◦アメンホテプ4世 z. 唯一神アトンの崇拝を強行する
a. 王都:テルエルアマルナを中心に、自由で写実的な美術様式が誕生
8c.bc ナイル中流域の黒人勢力クシュ王国(Kush)(王都:ナパタ)により支配される
£ エジプト文化
b. 太陽神アモンラーの崇拝、霊魂不滅/死後世界を信仰(ミイラ保存、副葬品としての死者の書)
c. パピルス草から作る「紙」に書かれた象形文字(聖刻文字:ヒエログリフと神官/民用文字)
d. 天文/暦法の研究 …太陽暦の使用、耕地復元のための測地術(幾何学の起源)
e. 壮大な石像神殿や石碑(オベリスク)などがかず多く建設される